またもや雨でした。

当日は、決勝に先駆けてのグリッドを決めるための予選を行ったのですが、これがなんとあいにくのウェットコンディション。路面が濡れているだけではなくて、天候自体が雨。どしゃ降りです。でも、7月に行った予備予選も雨だったので各チームそれほど混乱することなく淡々と走行していました。

 まずはチームヨコモ(A)のYR-4。エースドライバー広坂正美選手のドライブで一番時計を叩き出して決勝は最前列からのスタートです。今回ヨコモは3チームエントリーの完全ワークス体制で臨んできており、各車も耐久レースならではのモディファイが色々見受けられました。このモディファイ、市販車にフィードバックされることを個人的には期待するのですが・・・


続いてこのマシンはTeam TECTRO。各サーキットのエキスパートが集結した、まさにプライベート最強チーム。エースドライバーの北沢秀郎選手は、今年のJMRCAツーリングカープレ全日本選手権に戦闘力では圧倒的に不利と言われたTA-02で参戦して、結果はなんとAファイナルに進出という快挙を成し遂げた非凡な才能の持ち主。クールな風貌からは想像できないアグレッシブなドライビングを今回も見せてくれました。


ここはチームMMK。皆さん一度は必ずお世話になっているあのマブチモーター株式会社の社内チームです。今回マブチモーターさんは、各チームに5個づつのモーターを提供していただきました。ちなみに後日談ですが、レース終了後に回収されたモーターをチェックしたら全チームのモーター(5個×19チームだから95個)のなかで、回る(この辺が暖味な表現ですが、使えると言う意味でしょう)のはたった3個しかなかったそうです。チームMMKは社内チームとは思えない程のツワモノ揃いでなかなかあなどれない存在でした。


ここはチームビバーチェwithオートスポーツ。僕が個人的に非常に世話になっている東京の上板橋にあるRCショップ”ビバーチェ”の常連さんが集まったチームです。オートスポーツは、皆さんもご存じの実車レース雑誌の老舗です。ここの編集部の日野氏もお店の常連です。だからwithオートスポーツなんですね。チーム監督に程塚真琴氏を招いて強力体制で上位入賞を臨みます。


ここは、ユニデンスピードウェイに隣接するRCショップ”AIKU”のチームです。エースドライバーの江崎誉仁氏を先頭にトップを狙います。実車でおなじみのトラストのサポートを得て、白いM-GTRが力走します。


 いかがですか?。路面の状態からもお分かりだと思いますが、車が路面に映る位の水たまり&雨の中で予選が行われていたんですね。見ていて思ったのは、こーんな雨の降る中、よくもまぁ走らせるわなと言うこと。運営ルームでも話題に上っていましたが、ここまでくると本当に好き者じゃなかったらできないでしょうね。でも、これらはまだまだ序章にしかすぎないんですね。これからスタートですから・・



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